迷惑系YouTuberになりたいという子供を応援する親は存在する!?

迷惑系YouTuberになりたいという子供を応援する親は存在する!?

TBSの大人気番組『水曜日のダウンタウン』で2021年6月9日に放送された【「俺迷惑系YouTuberになる」と子供から言われて「お前が選んだ道なら…」と応援スタンスをとる親などいない説】について正直親としてどう感じるのか、という検証が行われました。

水曜日のダウンタウンは、自分の子供が突然「迷惑系YouTuberになりたい」と言ったら親はどんな反応するのか、4組の親子で検証しました。
2組目の検証として登場したのは、現在早稲田大学在学中で芸人として活動中であるクドウミキコと父親の久人さん。クドウミキコは芸歴1年目でしっかりと芸人活動しているものの「親に言ったら絶対に反対されてしまう。」といった理由から父久人さんにはいまだ伝えられていなかったといいます。

そんな厳しそうな父親である久人さんを相手に検証がスタート。クドウミキコが将来の進路として「私は迷惑系YouTuberとして活躍してみたいな…」と父に告げると、「それで一生食っていくの?くだらねぇって思うね。」と反応されてしまいました。
すぐに2つ返事で「わかった応援するよ」っていうことはまず考えられないし、そういう心境にはなれない。と久人さんは釘を刺しました。

しかし、クドウミキコが涙ながらにたとえ「迷惑系YouTuber」だとしても私のやりたいことなら応援してくれるかなと思ってたから、なんで応援してくれないのとショックを訴えました。
すると久人さんは「そっか…それを一生の仕事にしたいんだ。人生1回しかないからね。うん…やってみればいいんじゃない。」と渋々諦めた形で認めました。

久人さんが「娘の夢は応援してあげたい…」というスタンスだと確認ができた為、今回の検証のネタバラシ後にいまだ伝えられていなかったクドウミキは芸人活動を行っているということも告白。

通常ならすぐに反対されると予想していたが、迷惑系YouTuberから芸人へと、一気にハードルが下がった事もあり、久人さんは「それなら全然応援できるよ。それこそやりたいことやらないでどうすんだ一生一回しかないんだから。」と快く受け入れてくれました。
これにクドウミキはうれし涙を流すという形で無事検証を終える形になりました。

続いては芸人としても活躍されている二丁拳銃・小堀裕之が息子と共に登場。今までと同じく「迷惑系YouTuberになりたい」とのことを伝えると「なんや迷惑系YouTuberって…」とこちらも素直に応援するのは難しいといった内容を息子に伝える。

現在中央大学に通う長男の央人くんは、もともと学校の先生になりたいとずっと話していたところ、突然「迷惑系YouTuber」になりたいという流れになった為、これに小堀は、「いや…んえっ?なんでそんなことになんの?YouTuberやったらまだちょっとわかるで。えぇ?どっ、めっ…迷惑系って?」と動揺を隠せない様子になりました。

小堀自身も不倫や借金のクズ男として知られるも、他人へ迷惑をかけることがメインでの活動は認めず、「俺も「クズ」とかさ「ヘドロ」やって言われてんねんで、ただでさえ。それでその子が世間に迷惑かけて、また何言われるかわかれへんやん。」と自虐を交えて説得しました。

そして話はお金の話になり、央人くんが「先輩にも月100万とか稼いでる人がいる」「成功したらパパに半分とかあげるやん」と提案すると、金銭的な欲が出たのか、小堀は「パパに半分くれんの?」とおそらく「息子が迷惑系YouTuberになったら金が入る…?」と考えたのか若干食いつきましたが、やはり人に迷惑をかけて炎上するというのに、「うん」って言えないです。と、あと一歩のところで踏みとどまるという結果になりました。

最後に松本人志がこの番組自体が“迷惑系バラエティ”やからね。『水曜日のダウンタウン』のスタッフになりたいねんって言ったら、みんな悩むと思うよとの言葉でスタジオ全体の笑いを誘いました。

また今回行ったこの検証は話題となり、「迷惑系YouTuber」のキーワードがツイッターのトレンド入りも果たす形となっています。

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