Appleはアメリカの人気SF作家であるアイザック・アシモフの『ファウンデーション』をドラマ化し、Apple TV＋で9月24日より公開すると発表した。Apple TVのYouTubeチャンネルにおいて、その予告編動画が公開されている。
原作の『ファウンデーション』は、日本では『銀河帝国興亡史』の名で知られるアシモフの代表作だ。世界的なSF文学賞であるヒューゴー賞を受賞した小説であり、後のSF作品に大きな影響を与えたとされている。
長大な作品だけに、どのように映像として昇華されるかが見ものだ。原作をそのまま描写するのではなく登場人物の役回りが変化しているなど、小説を未読の人はもちろん原作ファンでも楽しめる内容になっているようだ。
製作総指揮には豪華なメンバーが名を連ねている。『ダークナイト』で知られるデイヴィド・ゴイヤーやジョシュ・フリードマン、デヴィッド・エリソン、ビル・ボス、ダナ・ゴールドバーグなどの一流の製作人が揃っている。
アイザック・アシモフは1920年に生まれ1992年にこの世を去ったアメリカの作家。『ファウンデーション』『われはロボット』『黒後家蜘蛛の会』などのSF作品で知られるほか、『化学の歴史』などの化学啓蒙書などでも人気を博していた。
『ファウンデーション』は9月24日に第1～3話が公開される模様。その後毎週金曜日に1話ずつ全10話となるシーズン1のエピソードが配信される予定である。
偉大なSF作品のドラマ化だけに、多くのファンが配信を待ちわびている。
