サイバーエージェント藤田晋 所有馬が夏の小倉で初陣

サイバーエージェント藤田晋 所有馬が夏の小倉で初陣

サイバーエージェントの社長である藤田晋(48)の所有馬が小倉の新馬戦でデビューすることがわかった。

今年のセレクトセールは藤田の話題で持ちきりだったと言えるだろう。総数は18頭、金額は23億円を超え、良血馬を何頭も購入した。

今月デビューが予定されているのはOBSマーチセールで購入した外国産馬。小倉ダート1700メートルでラヤス(牡2、栗東・森厩舎)と小倉芝1200メートルでデュガ(牡2歳、同)だ。鞍上はともに武豊騎手で調整されている。

ラヤスはアメリカンファラオ産駒、デュガはプラクティカルジョーク産駒だ。アメリカンファラオ産駒はカフェファラオなどの活躍馬がいるので日本でも有名だが、プラクティカルジョークは初めて聞くという人もいるかもしれない。アメリカのホープフルSで1着、BCジュヴェナイルで3着の実績を持つ種牡馬である。

両馬ともに追い切りでは好タイムが出ているので、勝利が期待されている。そして厩舎が厩舎なだけに、将来的には海外遠征もあり得るのかもしれない。

また藤田が千葉サラブレットセールにおいて5億円近くで購入したディープインパクト産駒のドーブネ(牡2歳、栗東・武幸厩舎)はゲート試験に合格し、札幌開催でのデビューを目標としているとのこと。同セールにおいて最高額だった馬だけに活躍が期待される。

いよいよ馬主としてのデビューが迫っている藤田。高額馬だから走る、というわけでは決してない世界だけに所有馬たちがどのような活躍をしてくれるのか期待感が高まる。

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