皐月賞馬エフフォーリア、天皇賞秋から始動

皐月賞馬エフフォーリア、天皇賞秋から始動

今年度の皐月賞馬であるエフフォーリア(牡3歳、美浦・鹿戸)が天皇賞秋(10月31日・東京)から始動することがわかった。日本ダービー2着後、休養に入っていた同馬だが初の古馬勢とのレースとなる。また天皇賞秋の後は、有馬記念(12月26日・中山)への参加を予定している。年内はその2戦を目標にすると、所属するキャロットファームが明らかにした。

現在、同馬は福島県にあるノーザンファーム天栄にて放牧中だ。中山開催が終わるころを目標に帰厩させる予定らしい。日本ダービーではシャフリヤールに敗れ連勝がストップしたが、距離を短縮して巻き返しが期待される。

天皇賞秋には無敗の三冠馬であるコントレイルやG1を5勝している現役最強牝馬と言っても過言ではないグランアレグリアが出走する予定。トップクラスの古馬たちを相手にどこまで走れるかが見ものだ。エフフォーリアは小回り中山コースの皐月賞を勝っているものの、エピファネイア×ハーツクライの血統を見るとどちらかと言えば広いコース向きと言えるだろう。東京2000メートルはベストの舞台のはずだ。

その他、大阪杯を圧勝したレイパパレ(牝4歳、栗東・高野)はオールカマー(9月26日・中山)からエリザベス女王杯(11月14日・阪神)を目標とする。2020年のチャンピオンカップ以降休養しているクリソベリル(牡5歳、栗東・音無)は順調にいけば日本テレビ杯(9月29日・船橋)に出走する予定とのこと。

基本的に夏は休養をしている有力馬たちだが、夏を使って上がってきた馬たちとの対決も見ものだ。

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