映画『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』の日本語吹替版キャストが発表された。ジェームズ・ボンド役には、5作連続で担当してきた藤真秀の続投が決定。さらに前作でボンドと行動を共にし、本作でも重要な鍵を握る謎多き女性マドレーヌ・スワン役は園崎未恵が引き続き務めることが分かった。
『007』シリーズ25作目となる本作。ボンドは“00エージェント”を退き、ジャマイカで平和な日々を過ごしていた。しかしCIA出身の旧友が助けを求めてきたことで、穏やかな生活は突如終わりを告げる。 “誘拐された科学者を救出する”という危険な任務に就き、やがて最新技術を備えた凶悪な黒幕を追う展開に――。
ダニエル・クレイグ演じるボンド役には、『007／カジノ・ロワイヤル』から5作連続で担当してきた藤真秀の続投が決定。藤は「『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、今までの作品と違った一面があり、ボンドも見せたことのない顔を見せて、そこはかなり難しいと感じながら演らせて頂きました。」と映画に対する意気込みを語った。
加えて前作からキーパーソンとして登場する謎多き女性、マドレーヌ役は引き続き園崎未恵が務める。園崎は「今回の映画は、ところどころにユーモアが刻まれ、時折、肩の力が抜けるような仲間たちの会話に、今までのシリーズとは一風違った新しさを感じます。」と作品についてコメントした。
本作には、他にも豪華声優陣が終結。ラミ・マレック演じるシリーズ史上最凶の敵・サフィン役は、アニメ『ワンピース』に登場するロロノア・ゾロでおなじみの中井和哉が務める。女性エージェントのノーミ役は、映画『ブラックパンサー』でオコエ役を演じた斎賀みつきが担当。『007』シリーズを代表するスーパーヴィラン、エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド役には山路和弘の続投が決定した。また、本作のくせ者・アッシュ役はアニメ『ルパン三世』石川五ェ門役の浪川大輔が、諜報員パロマ役を声優や歌手として幅広く活躍する水樹奈々が演じる。
ちなみに本作は、“ダニエル版”ジェームズ・ボンド最後の作品。有終の美を飾るべく超豪華声優陣が集結した映画『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、2021年10月1日（金）公開予定だ。
