『グランド・ブタペストホテル』『ダージリン急行』『ムーンライズ・キングダム』などの作品で知られる映画監督ウェス・アンダーソンの最新映画が2022年1月28日(金)に公開されることがわかった。
公開される『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』はウェス・アンダーソンの10作品目にあたる映画だ。舞台は20世紀フランス。架空の街にある「フレンチ・ディスパッチ誌」の編集部に在籍する編集者たちの物語だ。4つの思い出のスクープを振り返る形で話が進んでいき、ウェス・アンダーソンらしい少しおかしくて少し悲しいストーリーが展開される。
またウェス・アンダーソンならではの豪華キャストもポイントだ。ベニチオ・デル・トロ、ジェフリー・ライト、ビル・マーレイ、ティモシー・シャラメ、ティルダ・スウィントン、エドワード・ノートン、レア・セドゥなどなど……常連から新しい顔まで、主役級のキャストが多く揃う。物語はもちろん、どのシーンにどんな配役で俳優たちが登場するのかも、ウェス・アンダーソン作品の楽しみ方と言っても良いだろう。
ウェス・アンダーソンは1969年生まれのアメリカの映画監督。若い頃から将来を期待される映画監督であり、2001年に発表した『ザ・ロイヤル・テネン・バウムズ』ではオーソン・ウィルソンと共にアカデミー賞脚本賞にノミネートされた。笑いあり、悲しさありの巧みなストーリーとどこかファンタジーな美しい映像が特徴。またウェス・アンダーソンの作品にはたくさんの常連俳優が登場し、それを楽しみにしているファンも多い。
『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』もウェス・アンダーソンらしい作品であるのは間違いない。今から公開が楽しみだ。