TVアニメとして制作決定が報じられていた『サマータイムレンダ』だったが、10月14日に特報PVとしてアニメーション映像が公開された。
『サマータイムレンダ』は2017年10月から2021年2月まで「少年ジャンプ＋」にて連載・配信されていた田中靖規さんによるSFサスペンスマンガ。
累計1億3000万PVを誇り、最終話の配信とともにアニメ化決定が報じられるとTwitterでトレンド入りをするなど大きな注目を集めていた。
特報PVは、物語の冒頭である主人公の網代慎平（あじろ・しんぺい）が、故郷の和歌山市・日都ヶ島（ひとがしま）に2年ぶりに帰郷するシーンから始まる。島を出たときと変わらない風景の中にたった一人、幼馴染である小舟潮（こふね・うしお）の姿だけが無い。その他にも、人の影から湧き出る謎の存在、銃口を突き付けられる少女と同じ顔をした女の子など、謎に満ちたシーンが描かれている。
PVと共に放送時期が2022年に決定したことと、制作スタッフも公開された。
監督は「宇宙兄弟」「怪獣の子供」で知られる渡辺歩さん、シリーズ構成・脚本は「呪術廻戦」「進撃の巨人 Final Season」の瀬古浩司さん、キャラクターデザインは「メジャーセカンド -第２シリーズ-」を手掛けた松元美季さん、美術に草薙、音楽制作協力としてPVの楽曲を制作したMONACAも名を連ね、岡部啓一さん、高田龍一さん、帆足圭吾さんが参加している。
非常に美麗なアニメーションの公開に期待は一気に高まったが、ファンが気になるのは「どこまでやるのか？」ではないだろうか。
サスペンスという性質上、途中では終わらせにくい。しかしながら全13巻の内容を1クールに収めるのはなかなか厳しいだろう。ぜひとも「最後まで」見たいところだがどうなるか。放送される時期や期間など、今後の続報にも期待したい。
アニメ公式ホームページ：https://summertime-anime.com/
