さくらももこ原作の「ちびまる子ちゃん」が初の舞台化をされることが発表された。
「ちびまる子ちゃん」は1986年に連載が開始され、2021年で35周年を迎える。その記念すべきアニバーサリー企画のフィナーレ企画として、舞台化が試みられた。
原作は静岡県清水市(現 静岡県静岡市清水区)を舞台に、作者のさくらももこさんが自身を投影した小学3年生の「まる子」が主人公だが、舞台でフューチャーされるのはまる子のクラスメイトである3年4組の男子たち。彼らの高校生活における青春が描かれる。
公演日程やスタッフ・キャストは未発表であるが、2.5次元作品の代表的な制作会社である株式会社ネルケプランニング(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:野上祥子)が企画・制作であることから、「ちょっと気になる」「誰が出るのかな」「大野くんと杉山くんは出ますか 出ますよね」などの期待の声が上がっている。ただ一方で「ちびまる子ちゃんである必要性は?」といった疑問の声も。まる子がどのように関係していくかも気になるところだ。
なお、35周年企画は舞台化のほか様々な企画が目白押しとなっている。企画のオープニングは2021年11月11日(木)から12月25日(土)。横浜ランドマークタワー各所で「ちびまる子ちゃん」とクリスマスを楽しめる展示が開催される。
さらに11月下旬にはキディランド原宿店にて「まる子とコジコジストア」で物販イベントを開催。連載初期にグッズ用として書き下ろしたイラストを使用したグッズをはじめ、ファンにはたまらない商品が販売される。
1990年からテレビアニメの放送が始まり、今や中国、台湾、香港、インドネシアからも人気を集める「ちびまる子ちゃん」。35周年企画の続報が楽しみだ。