10月27日、国内のドラマを世界に発信することを目的とした祭典『東京ドラマアウォード 2021』が今年も開催された。今回の主演女優賞は、『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS・日曜劇場)で主演を務める「綾瀬はるか」が獲得した。
同ドラマは、刑事・望月彩子(演:綾瀬はるか)と殺人鬼・日高陽斗(演:高橋一生)の魂が入れ替わってしまい、複雑に混じり合う両者の関係を描いた作品である。
望月彩子は刑事であるため犯人を追う立場であるが、魂の入れ替わりによって追われる側になってしまい、加えて中身の性別も逆転する。そのためキャストには、二重構造のキャラクターを演じきるスキルが求められる。
難しい設定であったにもかかわらず、綾瀬はるかは役を全うし、作品の魅力を引き立てた高い演技力が評価されて今回の受賞につながったようだ。
また、綾瀬はるかと言えば、8月に新型コロナウイルスの感染によって入院が報じられた著名人の一人である。一時期は、「かなり症状が重いのではないか」という心配の声も上がっていた。それ以来、公の場に姿を現したのは今回の授賞式が初めてだという。
授賞式では獲得したトロフィーを持ち笑顔でメディアの撮影に応じたり、作品を振り返りつつ現場での思い出をコメントしたりと、体調の回復をアピールした。顔色も良く、写真からは無理して復帰した様子は感じられない。
27日以降、SNSでは、綾瀬はるかが主演女優賞を獲得した件に加えて、久しぶりに元気な姿で公の場に姿を現したことを祝う投稿が目立った。