お金が貯まる人の買い物習慣 毎日買い出しはNG、100均の誘惑に負けない

お金が貯まる人の買い物習慣 毎日買い出しはNG、100均の誘惑に負けない

年収1000万円以上の10世帯に1世帯は、貯蓄がほぼゼロ。一方、単身世帯では、最も貯蓄額が多いのは年収300万円台の人たちだといいます。つまり、お金を貯められるかどうかは、収入とはあまり関係ないということ。では、“貯められる人”が日々意識していることは何でしょうか? 
日々の買い物についての「貯まる人の習慣」をお金の専門家に聞きました。

毎日買い出しに行かない

節約しているつもりでも、毎日買い物に行っているなら、それだけ余計な買い物をする機会も増えます。お金持ちはそもそも、買い物に行く頻度が低い傾向にあるのだとか。消費生活アドバイザーの丸山晴美さんがこう話します

「“買い物は週末だけ”“毎週○曜日は買い物をしない”など、あらかじめお金を使う日を決めている人も多い。なかでも食材の買い出しは3日に1回くらいの方が管理しやすく、食材ロスも減らせます」

何を買うか売り場で決めない

スーパーの売り場を見て、そのとき安いものを買うのもいいですが、本当に“食費上手”かどうかは、家を出る前から決まっています。

「買い物リストをつくってから買い物に行くのはもちろん、冷蔵庫の中身をリスト化したり写真を撮っておいたりして、必要なものだけを購入します。優先順位の高いものから書いておけば、予算オーバーしそうなときに“今日は買わなくていいもの”がわかって余計なものを買わなくなり、結果的に節約になります」(丸山さん)
日用品や洋服、家電、ネットショッピングなど、ありとあらゆる「欲しいものリスト」をつくる習慣を。

「100均は安い」と思い込まない

何でも100円だからといって、お得とは限りません。誘惑が多いため、ついあれもこれもとムダ遣いしやすく、洗剤や飲み物などはスーパーの方が安いこともあります。ただし、100均にしか置いていない便利グッズなどもあるので、あらかじめ買うものを決めて“ねらい打ち”するのが賢い使い方です。

好きなものこそまとめ買いしない

ネットショッピングなどはまとめ買いで割引になるものが多いですが、ものによっては結局損になることも。特に、お酒やたばこ、お菓子といった嗜好品は要注意。家に“在庫”があればあるほど、“まだあるから”と消費量が増えてしまう。そして、“割引になるから”と、またまとめ買いして、ドンドン買うはめになります。

「2枚買うと1枚割引」といった洋服などのセールも、割引を受けるためにたいして欲しくないものまで買っていないでしょうか。

フリマアプリに頼らない

フリマアプリやオークションサイトは「最後の手段」です。
「いらなかったら売ればいいや」と考える時点で、そもそもその買い物はムダ遣いである可能性が高いと考えて。とはいえ、壊れた家電にすら買い手がつくこともあります。こうしたアプリやサイトは、充分に使い倒してから、有効に使うようにしましょう。

※女性セブン2021年11月11・18日号

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