名オーナーの所有馬が2日連続の重賞勝ちを果たした。
1月15日に行われた第59回愛知杯(G3、中京競馬場、芝2000)でルビーカサブランカ(牝5歳、栗東・須貝厩舎、父キングカメハメハ)がベテラン武豊のエスコートで優勝。1月16日に行われた第69回日経新春杯(G2、中京競馬場、芝2200)ではヨーホーレイク(牡4歳、栗東・友道厩舎、父ディープインパクト)が勝利を収めた。
金子真人ホールディングスは、競馬界で最も知られている馬主の1人と言っても過言ではないだろう。かつてはディープインパクトやキングカメハメハ、クロフネ、アパパネなどの名馬を所有。多くの所有馬が種牡馬入りし、自身が所有した繫殖牝馬と配合させまた多くの活躍馬を出した。
今回勝利したルビーカサブランカは父キングカメハメハ、母ムードインディゴを所有、ヨーホーレイクは父ディープインパクト、母クロウキャニオンを所有していた。1勝することさえ難しいと言われる競馬界において、これだけの活躍馬を所有し、それらを交配してさらに活躍馬を所有する様子は一部で「リアルダビスタ」とも言われている。
さらに愛知杯で2着だったマリアエレーナも金子真人ホールディングス所有馬。先日亡くなった金子真人ホールディングス所有馬であるダービー馬のワグネリアンの近親の牝馬だ。ちなみにこのマリアエレーナは父クロフネ、母テンダリーヴォイス、母母ミスアンコール、母母母ブロードアピール、母父ディープインパクト、母母父キングカメハメハが所有馬だと言うから驚きだ。
金子真人ホールディングスの活躍をこれからも楽しみにしたい。