4月14日、シリーズ累計5000万部を超える人気コミック「シティーハンター」が日本で初めて実写映画化され、2024年にNetflixで配信されることが明らかになりました。佐藤祐市が監督を務め、鈴木亮平(39歳)が主役の冴羽獠を演じます。
シティーハンター」は、1985年から「週刊少年ジャンプ」で連載され、1987年にテレビアニメ化されたことで世界的に知名度が高まりました。その後、コミックの海外版が発売され、アニメ映画『シティーハンター』も公開された。2007年に公開されたアニメ映画『シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』は、総製作費15億円を突破する驚異的なヒットとなった。主人公の冴羽は、大都会・新宿を舞台に活躍する名人芸の持ち主。恋愛で有名な彼だが、変身することで銃の腕前、身体の軽さ、そして仕事をこなす頭の良さを発揮する。コメディとハードボイルド、そしてロマンスを織り交ぜた彼の演技は、世界中で愛されている。
実写版の製作は、ジャッキー・チェン主演の香港で一度行われ、韓国、フランスでも行われたが、日本も例外ではない。21年前、宝塚歌劇団の雪組が舞台化したことがある。今回は、実際の新宿を舞台に撮影を行い、日本語ならではのニュアンスを盛り込んだ、日本人のための実写版リメイクです。また、キャラクターの設定や衣装も若干変更され、ステンカラーウェアからタイロックコートに変わり、アニメのジャケットではなく、原作漫画のロングコートに近いものとなっています。2021年の新宿を舞台に、冴羽獠とその仲間たちが繰り広げるエキサイティングな旅が、現代によみがえる。
【鈴木亮平コメント】北条司の大作、そして多くのファンに愛される冴羽獠の制作に携わることになり、重い使命感と不安な気持ちで一杯です。このプロジェクトを任されたからには、自分の専門性を発揮し、全身全霊でこのミッションに取り組む所存です。そして、このプロジェクトを大切に、責任を持って見守っていきたいと思います。シティーハンター」の世界を、長年愛されている方にも、原作を知らない方にも、いかにして最高のエンターテインメントにするか。2021年、この新宿に実在する冴羽獠をどうやって住まわせることができるか。空想と事実、1980年代と2020年代の調和について、制作しながら常に考えています。スマートで、魅力的で、おどけた、味わい深い『シティーハンター』の世界を、丁寧に、丁寧に、皆さんにお届けしたいと思います。
【北条司氏】10年の構想期間を経て(苦笑)、ようやく映画を完成させることができました。実写版の主演は『シティーハンター』に思い入れのある方にお願いしたいと思っていたところ、鈴木亮平さんに冴羽を演じていただく機会を得ました。長いプロセスにもかかわらず、亮平さんの熱意が背中を押してくれて、この日を迎えることができました。さらに、幸運にも撮影に立ち会うことができました。撮影現場の仲間意識と熱気、そして細部に至るまで妥協のないこだわりが感じられ、素晴らしいものでした。役者とスタッフのコラボレーションが感じられ、映画への期待も膨らみました。月並みな表現ですが、アニメ的な表現に忠実なのではなく、リアルさと面白さが調和した作品に仕上がっていれば最高です。
【佐藤祐市監督】どこで知ったのかは定かではないが、私は以前から鈴木亮平氏のシティーハンターに対する熱意を知っていた。もしかしたら、彼自身が教えてくれたのかもしれません。今後は、キャストやスタッフとともに、素晴らしい “もっこりアクションエンターテインメント “を作っていきたいと思います。必ずや皆様に喜んでいただけると信じています。